銚子電鉄は、2025年5月9日（金）、芝浦工業大学柏中学高等学校 鉄道研究部を訪問し、特別講義を実施いたしました。
この訪問は、一般社団法人日本自動車連盟（JAF）千葉支部が主催し当社も出展した「鉄道×クルマの大博覧会」にて製作された《記念硬券コンプリートセット》を贈呈するために実施されたもので、JAF千葉支部のWeb企画に寄せられた鉄道研究部顧問の先生の応募メッセージをきっかけに実現したものです。

次世代を担う学生へ「地域鉄道の現場」からのメッセージ

当日は、弊社車掌・馬上が登壇し、鉄道研究部の生徒21名に向けて、銚子電鉄の歴史や地域とのつながり、経営危機を救った「ぬれ煎餅」販売の取り組みなどについて講話を行いました。
また、いすみ鉄道株式会社、株式会社小田急エージェンシー（ロマンスカーミュージアム運営）も参加し、各社の取り組み紹介や鉄道クイズなどを通じて、生徒たちとの交流を図りました。

講義後には、生徒から「貴重な体験ができた」「鉄道業界により深い興味がわいた」といった声が多く寄せられ、学びの現場と企業が連携することで、より実践的な視野を育む有意義な時間となりました。
贈呈式の最後には、JAF千葉支部より《記念硬券コンプリートセット》が鉄道研究部に贈られました。顧問の先生からは、「一通のメールがここまでの広がりを見せるとは思っていませんでした。鉄道を通じて社会とのつながりを学ぶ、貴重な機会となりました」との感謝の言葉を頂戴しました。

銚子電鉄では今後も、地域交通を担う企業として、次世代育成や地域活性化を目的とした取り組みを積極的に推進してまいります。