日本一のエンタメ鉄道を目指す弊社は、開業100周年記念事業の一環として、銚子浪漫ぷろじぇくと、銚子市観光商工課、社会教育課と連携し、また銚子市地域おこし協力隊の小島 大成さんに改修を協力いただき、海鹿島駅の一画を『日本一ちっちゃな美術館』として改装しました。

銚子には、風光明媚な景観と穏やかな気候により、明治・大正・昭和初期に多くの文化人が保養に訪れました。その中でも、関東最東端に位置する海鹿島駅は、旅先として魅力的な土地であったと言えます。海鹿島ゆかりの明治時代・大正時代の文人を学んでいただくため、風光明媚な景観を誇り文学碑なども設置されている、徒歩圏内で周辺散策が可能なエリアへの拠点駅として、皆様にぜひ駅をご利用いただきたいと考えております。

美術館のガラス窓模様は、先日運行終了した2000形2501号車両 大正ロマン電車と同様に再現しました。また、車両で実際に使用していた座席に座りながら、海鹿島や文人に関する動画をご覧いただけます。

美術館の開館にあたり、弊社と和歌山電鐵（両備グループ）との姉妹鉄道提携の関係により、ご紹介いただいた岡山県の夢二郷土美術館（公益財団法人 両備文化振興財団）のご厚意により、竹久夢二の代表作である『宵待草』の楽譜表紙絵をパネル展示させて頂くことになりました。御礼申し上げます。

市民の皆様をはじめ、海鹿島を訪れた人々の交流スペースとして、長く愛されることを願っています。

「日本一ちっちゃな美術館」　
＜開館日＞土曜、日曜、祝日の9:00～17:00　＜入館料＞無料

■「日本一ちっちゃな美術館」オープニングセレモニー
＜日時＞
2024年6月16日（日） 12:45～13:15

＜内容（予定）＞
美術館の紹介、宵待草の語り、歌(10分位)　
※希望者には、竹久夢二「宵待草歌碑」へご案内
※屋外のため、天候により内容を変更する場合があります。

＜出席者（予定）＞
銚子浪漫ぷろじぇくと
飯沼山圓福寺 平幡住職
世界一ちっちゃな水族館 宮内館長　
弊社代表 竹本　ほか