海の町を走る鉄道同士が手を結び、地域課題解決やSDGsに取り組む!地域鉄道の魅力や存在意義をより強く発信していくため、銚子電鉄と肥薩おれんじ鉄道は事業連携協定を締結しました。

2024.03.11

日本一のエンタメ鉄道を目指す弊社と、熊本県と鹿児島県両地域の人々のふれ合いや愛を結ぶ肥薩おれんじ鉄道株式会社(本社:熊本県八代市、代表取締役社長:古森美津代)は、お互いの地域鉄道の魅力や存在意義をより強く発信していくため、3/10に肥薩おれんじ鉄道川内駅にて、313(さいさん)協定を締結しました。

両社は、すでに情報交換をしながら相互交流をしておりますが、さらなる相互の協力と信頼を礎として、両鉄道の友好関係をさらに深めると共に、地方鉄道の使命である地域課題解決やSDGsへの取り組み、運輸収入以外の収益の更なる拡大のため、事業連携協定の契りを結ぶこととなりました。
本締結を契機として、鉄道を通じた相互誘客を通じて地域間の交流を促進し、以て地域経済の活性化に寄与してまいります。

<連携提携内容>
①コラボレーション商品販売
②グッズ販路協力、イベント協力等
③乗車券交流
④地域課題解決およびSDGsへの取り組みにおいての情報共有、共同実施

地域課題解決およびSDGsへの取り組みにおいて、沿線に海の町がある両社の共通点から、水産業が抱える海洋ゴミ問題に着目し、地元企業や協力企業とともに身近な海を守るための取り組みとして、地場産業の漁業に関連した廃棄された漁網から新しい製品を生み出す3R(リデュース・リユース・リサイクル)に取り組む活動を両社で推進します。

銚子電鉄の取り組み事例として、森幸漁網株式会社が廃棄された漁網を回収し、リファインバース株式会社が再原料化をおこない、モリトアパレル株式会社が廃漁網ナイロンTシャツとコースター型記念プレートとして生まれ変わらせたグッズ(千葉県銚子市の地域おこし協力隊のデザイナー 坂園氏デザイン)や、漁網をそのまま再利用したネックストラップ付きっぷホルダーを製作し、川内駅にて展示いたしました。
☛詳しくはこちらのページをご覧ください。

今後、両社は、肥薩おれんじ鉄道沿線で廃棄される漁網のリサイクルにも取り組み、地域課題に向き合っていきます。

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