デハ801は、外装塗装の修理が完了し、2017年12月23日(土)から無料開放を再開しました。
外装の修理は、銚子商業高等学校(校長 林道行)による銚商夢市場プロジェクトの一環で、同校と銚子電気鉄道株式会社(代表:竹本勝紀)、株式会社BAN-ZI(代表:宮原万治)、株式会社REPROUD(代表:原基弘)が共同で取り組んでいる、「デハ801を往年の姿に!」車両修復プロジェクトで実施されました。
このプロジェクトは、車体が酸化により腐食がかなり進行して、手の施しようのない状態となったデハ801を、銚子商業高等学校の「銚商夢市場プロジェクト」に、BAN-ZI社の商品力と、REPROUD社の技術力の全面的な協力によって、往年の姿に戻すべく修復にチャレンジするプロジェクトです。
【営業時間と定休日】
営業時間は平日9:00~14:30、土日祝日9:00~16:00、定休日はありません。
車内状態維持のため、雨天時の公開を中止する場合があります。
※車両の老朽化がすすみ、窓の開閉に関しても十分にできない状況にあるほか、冷房設備なども備えていないことを鑑み、熱中症予防および新型コロナウィルス感染予防のため、801号の車内見学は、当面の間、中止とさせていただきます。何卒、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
令和3年 8月2日~ 当面の間 車内見学は中止とさせていただきます。申し訳ございません。
※車内での飲食・喫煙はご遠慮ください。
【デハ801の歴史】
1950年(昭和25年) 帝国車輛にて製造され、愛媛県の伊予鉄道で活躍
1985年(昭和60年) 銚子電気鉄道に譲渡され、翌年から25年間主力車両として活躍
2010年(平成22年) 引退後は架線点検車として使用
2015年(平成27年) 外川駅の「昭和ノスタルジー館」として使用し、今年8月に閉館
車内には、アニメ映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」のキャラクター等身大パネルも設置しており、記念撮影も可能です。
——————【修復前のデハ801】——————
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